お久しぶりの更新です????
予定でバタバタしている中、期日に間に合うかドキドキしながらミシンを踏んでいました。
ひと段落のイベントが、劇団四季の「リトルマーメイド」????
友人＆娘達と観劇した感想を…。
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kakabuはアリエル大好き
実はわたくし、ディズニープリンセスの中で、アリエルが一番好きです????
そもそも、ディズニーファンになったのは、高校生の時。
”ディズニー映画”には、特に興味のなかった映画好き高校生女子が、たまたま「アラジン」を観て、心を掴まれました。
そこからは、映画好きが高じて、気になるものをさかのぼって観ることになり、順当に「美女と野獣」⇒「リトルマーメイド」となったわけです。
「アラジン」も「美女と野獣」も、感激しましたが、「リトルマーメイド」は特別でした。
水の中での、髪の毛ゆらゆら
も
陸を夢見て歌う姿
も
気を失ったエリックを前に歌うしぐさ
も
エリックが歌声で目を覚ますタイミング
も
声を失う瞬間
も
エリックとの再会
も
話せない状態でのデート
も
声を取り戻すシチュエーション
も
トリトンのアリエルへの愛情
も
アリエルとトリトンとの別れ
も
etc、etc．．．
よい年齢のおばちゃんが書いているのでキモい…????
ドキドキしてたのは、当時の話ですよ。念のため。
「ディズニー＝ミッキー」くらいの認識だった私を、驚かせました。
アースラも含め、全てのキャラが魅力的❗
で、色々調べているうちに、ディズニーアニメは一時下火で、初心に立ち返って本気で作り上げた「リトルマーメイド」で、見事復活を遂げたのだと知りました。
どうりで。納得。
「美女と野獣」がミュージカル化された時からずっと、「リトルマーメイド」の番が来るのを待っていました。
そして、ミュージカル化された後、住んでる地域の劇場に来るのを待っていました。（←地方に飛んでいくまでの資金と情熱はない）
何年待っただろう…ついにやってきたのです✌
管理人は、劇団四季も好き
…好きだったと言うべきでしょうか❓
近くに演目が来れば、観劇してはいますが、大好きだったのは昔の話です。
私が大好きだったのは、保坂知寿さん（エスメラルダCV）、石丸幹二さん（カジモドCV）、堀内敬子さん（テレビドラマですっかりお馴染み）、光枝明彦さん（クロパンCV）etc…が在籍されていた頃です。
全国に今ほど専用劇場はないものの、主要都市では、メジャー作品のロングランだけではなく、１－３か月くらいの短い公演も、いろいろ観ることが出来た時代でした☺
大好きだったころも、盲目的な信者ではなく、普通のファンでした。
なので、面白くない（好みではない）ものだと、まぁ、居眠りしたり…何度かやっちゃってます????
四季の会員であるにも関わらず、送られてくる会報の封も開けずにしまいこんでしまっているので、現在の四季には、ものすごく疎くなっています。
四季への思い（懐古の情？）は、また機会があれば書くとして、そんな私が、予習なしで観劇した、劇団四季「リトルマーメイド」の感想です。
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楽しいミュージカルでした
私が、「リトルマーメイド」をこよなく愛していることは、ひとまず置いておくとして。
もし、感想を聞かれたら、
楽しいよ。ミュージカル嫌いじゃなかったら、観てもよいかも？
と、とこたえます。
キャストは全員、上手でした。
特に、アリエルは、雰囲気も声も、ヒロインそのもの。
エリックも、時々、「？」となりましたが、特に突っ込みどころもなく、好青年オーラ全開でした。
フランダーとセバスチャンについては、どちらも青年っぽくて、アニメとのギャップに違和感。
その前に、サイズがデカい（笑）仕方ないけど…。
アースラは、まぁ、アースラで、トリトンも、まぁ、トリトンでした。
アースラは、少しコミカルだったかな？
「美女と野獣」を観たとき、アニメーションの世界がそのままの形で舞台で表現されていることに、感動しました????
「ライオンキング」を観たとき、アニメを踏襲しつつ、着ぐるみ感なしに、別物の芸術作品として生まれ変わった姿に、感動しました????
では、「リトルマーメイド」は????
作品のイメージとしては、プリンセスものだし、「美女と野獣」路線でいって欲しいけれど、世界観はそのまま表現するには無理がある。なので、「ライオンキング」の手法を取らないと、舞台化するのは難しいだろうなぁ…とは思っていました。
２つの間を取ったというか、なんと言うか．．．。
「ライオンキング」では微塵も感じられなかった着ぐるみ感が、ちょっとありました。残念です????
水の中をスイスイ進み、陸ではチョコまかと動き回る手のひらサイズのカニ…無理だよなぁ。
「ライオンキング」のティモンだって、セーフだけど、アウトっちゃアウト。アウト寄りのセーフなんだけど、見事に舞台と調和。
でも、私的には、セバスチャンは、アウトでした。だって、半着ぐるみだしね(笑)
やっぱり生の舞台は感動
今どきは、舞台装置はほぼコンピューター制御。
なので、船やボートのリアルな動きは、さすがです。
船の色や大きさは、ちょっと…でしたが。
見どころであるフライングですが、ちゃんと泳いでるように見えました。
ワイヤーの動きに合わせて優雅に泳ぎ、しかも歌う役者さん。本当にすごいです????
また、水中である事を表現するために、絶えずゆらゆらしている役者さんを見て酔いそうになりながら、「体幹半端ないなぁ」と、割れた腹筋を想像してしまいました。
舞台装置やアニメーションを舞台へ持ってくるにあたって絞り出したアイデアよりも、役者さんの肉体のポテンシャルの高さに、一番感動しました????????
もちろん、アリエルの透き通るような声も、たまりませんでしたが????
観劇した日の出演者表です↓
リトルマーメイド大阪公演（2018年10月27日） 出演者
映画「リトルマーメイド」好きによる、ネタバレありの感想
アースラとトリトン
アニメでは、トリトンとアースラの関係には触れられていませんでしたが、ミュージカル内では、姉弟でした。
その設定を聞いても、特に違和感がありませんでした。
「そうそう、アースラも可哀そうな人（タコ）なんだよね…????」と、あっさり受け入れてしまったのですが、そう思った理由が思い出せない…。
なぜだろう…どこかで、そういう設定の話を見聞きしたのかなぁ？
気になって「トリトン アースラ 兄弟」で検索かけるも、ほとんどがミュージカル関係のブログや記事。
元となっている話の細かいところが、出てこない。結果が、ミュージカル「リトルマーメイド」で埋もれてしまっています。
ミュージカルを見た人は、みんな気になっているのでしょうね。
とりあえず、起源を調べるのはあきらめるとして…。
アースラは、森公美子さんアースラに比べ、だいぶコミカルでした。
フライングはなしです。ぶわっと足が開いて降りてくるというシーンは、ありません。
タコの足一本一本を、黒子のような役者さんが操作しています。
また、奪われたアリエルの声が封印される魔法の貝ですが、アースラの命そのものと言う設定です。
アリエルを支える、フランダーとセバスチャンは？
フランダーは、アリエルの事を慕っている設定になっていました。
激しく違和感！”男”なフランダーなんて、いらないわっ????❗
と心の中で叫んでしまいました。
セバスチャンは、セバスチャンなんだけど、アニメでの保護者代理のおじさんの雰囲気がなし。
着ぐるみ感は置いておいて、可もなく不可もなくでした。
ただ、「リトルマーメイド」は、アリエルだけでなく、セバスチャンのナンバーも魅力の一つ。
…「アンダーザシー」も「キスザガール」も、盛り上がりに欠けました。
「アンダーザシー」は、まぁ、ありでした。
カラフルな海の生き物が、舞台全体を彩ります。
「キスザガール」は…。
カニ、でかい。とにかく、外野がデカい。雰囲気ぶち壊しだ(笑)
っと、想像力・保管力の足りない管理人は思いました。
よく似た二人設定の、アリエルとエリック
アニメでのアリエルも「親の苦労、子知らず」的に、自由に生きていますが、舞台版では、さらに自由です。
「私の居場所はここではない！」
とはっきり言っています。
単純なイチコやニコが、集団生活に合わせようとしないで、「私の居場所はここではない！」って言ったらどうしよう????…と、母は心配になりました。
エリックは…。「王位継ぎたくない！」とか言っちゃってます。
い、いや、国は治めてください（焦）????
と、分別のあるいい歳の管理人は、突っ込んでしまいました。（もちろん、心の中で）
二人は、自分たちの状況に違和感を感じていて、自分の居場所を探しています。
アニメを見て、イチコが
「結婚式に、アリエルのお父さんはいるのに、エリックのお父さんは来てないね。」
と言っていた件は、解決しました。
すでに崩御しているという設定です。
で、王不在の状態で、王子のエリックは「王位は継がない！」と、船旅をしているのです。
ダメです。本当に。
まぁ、アニメでも、実際のところは、王不在で船旅してたんだろうけど、実際に「継がない」と言われると、ショッキングでした。
ちなみに、最後は、ちゃんと継ぐ決心をします。そりゃ、そうだ。
その他、何だかなぁ…。
アニメでは、末っ子のアリエルは、お姉さんたちにかわいがられている雰囲気でしたが、舞台では、超嫉妬されています????
アンデルセンの人魚姫でも、人間になった妹を救うために、お姉さん達が、自分の髪を魔女に差し出すくらいなのですから、姉妹仲は良くあって欲しかった。
アリエルが声を失うドラマチックな場面は、ちょっと物足りない感じでした。
まぁ、これは、アニメを愛しすぎている管理人のわがままですが。
業を煮やしたアースラが、アリエルの声をした綺麗な女子姿で現れるのは、ありません。
エリックも、ずっと正気です。
残念ながら、アニメのように、船上結婚式で、貝が壊れてアリエルに声が戻るという場面も、ありません。
代わりに、お城でお妃を選ぶコンテストが開かれます。エリックがアリエルを選んでよい感じになったところで、巨大アースラがアリエルをさらってゆきます。
次の場面では海の中。さらわれたアリエルは人魚の姿で、声も出ます。
で、アースラ、トリトン、アリエルの三者面談スタートで、スキを突いて魔法の貝を奪ったアリエルが、貝を破壊し、アースラが消滅です。
私は、生身のエリックが、アースラやっつけちゃう所もお気に入りのうちだったので、がっかりでした????
エリックは、危険を顧みず、アリエルを探しに海に出ていただけにとどまっています。
まぁ、舞台の限界ですかね。
まとめると
アニメ版が大好きなkakabu的には、とっても中途半端な作品でした。
アニメのままでも、ほかの作品に作り替えたわけでもない。
フォローすると、イチコ＆ニコは、満足していました。
私が、もし、アニメ版を馬鹿みたいに好きではなければ、普通に感動していたのかもしれません。
そもそもがミュージカルが大好きなので、ロングランが終了するまでに、また観劇すると思います。
でも、映画「リトルマーメイド」の舞台としてではなく、別作品として。
ロングランが始まったばかりだけど、早く「アラジン」と「ノートルダムの鐘」、来ないかなぁ????
この二つは作品の感じから言って、アニメの世界そのままに、舞台化されているはず…????❓
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